AMERIKAN PATCHWORK ＱUILTS
私がパッチワークと言う手芸ジャンル(?)を知ったのは
もう３０年以上前（あ〜年がばれる・笑）
手芸雑誌にのっていた『森岡サチ子さん』のクッション
それはさまざまな四角い布を縫い合わせてあり
どうやら「パッチワーク」というらしい
その雑誌にのっていた東京の店
そこに行く事が私の夢になった・・
手に入れたみどり色の８センチカット２０枚セット
あ〜だこうだと並べ替えては嬉しい私
結局大事にしすぎて 完成しないまま
どこかに眠ってる・・はず(笑)
アメリカンパッチワークとは
アメリカの開拓時代
着古した衣類の使えるところだけを縫い合わせて
ベッドカバーなど布団代わりになるものにつくりかえた手仕事
つなげない布は綿代わりに詰め物としてつかい
縫い合わせたトップと ずれないようにとめるのがキルティング
ヨーロッパやイギリスのキルトがアメリカに伝わったのは
１８００年頃から始まった西部開拓で
西へ西へと伝わり
特に中西部では美しい幾何学模様のキルトが作られ
キルティングビーと呼ばれるパーティが盛んに行われた
このパーティは女性があつまってキルティングをするだけでなく
様々な情報交換や社交の場で
映画「刑事ジョンブック」の中でも 新婚カップルのために
女性はキルト 男性は小屋をつくっていた
物のない・厳しい時代に生まれたアメリカンキルトは
年月を経て アメリカの美術として評価され
その素朴さと暖かさは いつまでも人々に伝えられているのです
自己流でやってきた私のパッチワーク
柄合わせが好きなので トップはせっせと作るのだけど
キルティングが苦手なので完成品はほとんどなし(笑)
これではまずい！と
自分を奮い立たせるためにアップしてみました
ログキャビン
丸太小屋という意味のこのパターンは
真中の正方形の四角（暖炉）を
長方形の布(丸太)で 囲んで囲んで・・
本来は暖炉をあらわす赤色が中心の布
どんなに小さな布も無駄にしない開拓時代の知恵
並べ方でダイナミックな模様が浮き出る
色の濃淡だけ注意すればいいので
初心者には最適なパターン・・
